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グリオ・コラ・ンゴニ
グリオとは?
サバンナ地帯を中心とした西アフリカに代々伝わる世襲制の音楽集団
の総称であり、ひとつの職業的階層(カースト)を形成していました。
無文字社会の中で、地域の歴史を記憶し、歌に託して語り伝えてきました。
時には、ニュースを伝える役割も果たしていたようです。
その期限は、12-13世紀ごろに遡ります。
かつては、王侯貴族が抱える専属の語り部でした。
「一人のグリオが死ねば、一つの図書館が焼けたようなものだ。」
という言葉は、グリオを語るときによく引用されます。
グリオは、王家の系譜などを記憶する歴史家であり、楽器を演奏する
音楽家であり詩人でもありました。
彼らが使う楽器がコラ・ンゴニやバラフォンです。
また、楽器は、演奏者が自ら制作します。
グリオのことをバンバラ語でジャリといい、体内を流れる血のことも

ジャリといいます。

コラ
ハープのように弾くリュート型をした楽器。とても美しい音色で、日本の琴の
音に似ています。アフリカらしくないなどと言われます。
胴体は、大型の瓢箪を半分に切ったものです。天然素材なのでサイズは
一定ではありません。切り口には牛か鹿あるいはヤギなどの皮を被せて
瓢箪に鋲で留めます。コラの持ち主はそれぞれ好きなデザインをこの鋲で
描きます。
瓢箪には、径3.5センチ内外、丈70〜74センチぐらいの長い棹が貫通して
いて、楽器を支えるために握る棒が、棹の両サイドに突き出ています。
演奏家は、中指・薬指・小指、と掌でこの棒を握り、のこる人差し指と親指で
弦をかき鳴らします。
弦の数は、21本がスタンダードですが、奏者によって増減があるようです。
17〜23本ぐらいのものをコラと呼ぶようです。
弦は、長い棹に巻きつけてある木の蔓でできた輪に1本ずつくくりつけられて
いて、その輪をずらすことで調弦をします。
王様が眠れない時など、演奏してもらうとよく眠れたそうです。

ンゴニ
浅く細長い船型の胴体に円筒状の棹をつけた弦楽器。
胴には牛の皮がはられ、弦の数は、3〜5本で形は大同小異です。
音色は、三味線に似ています。音の調整をしなくても民謡を弾くことができます。
カントリーミュージックでおなじみのバンジョーのモデルになったといわれています。