マリ共和国って?



アフリカ大陸の西部にある内陸国です。まわりを7つの国に囲まれています。
北部には、サハラ砂漠が広がっています。トンブクトゥ・ジェンネ・ドゴン台地の3ヵ所が世界遺産に登録されています。国土は、日本の約3.3倍です。海には、面していませんがニジェール川がこの広大な国を潤しています。

フランス領であったため、公用語はフランス語です。そのほかに各民族ごとの言語があります。一番おおいのは、バンバラ族です。ほかにマリンケ・サラコレ・プル・ドゴン・ボゾ・ソンガイ・トアレグ族など多数の民族が存在しています。ちなみにママドゥさんは、バンバラ族です。

マリとは、バンバラ語でカバを意味しています。昔々、不思議な力を持つカバがニジェール川に住んでいたそうな・・・。

かつていろいろな帝国が存在しました。現在の国の由来となったマリ帝国は、1235年にマリンケ族の王スンジャータによって、ニジェール川流域に建国されました。14世紀に即位したマンサムーサ王の時に最盛期をむかえます。1424〜25年のサハラ越えのメッカの巡礼の際に大量の黄金をふるまい、カイロの金相場が下落したと言われています。これが黄金帝国マリと言われる所以です。

音楽大国マリとよく言われます。本当に多くのミュージシャンを輩出しています。代表は、サリフ ケイタさんでしょう。毎年のように、日本にもマリ人ミュージシャンが来日しています。

サバンナ地帯を中心とした、西アフリカには、グリオと呼ばれる世襲制の音楽集団が存在しました。このことが、現在多くのミュージシャンを輩出していることに関係しているのでしょう。




マリのことを書くと終わりがありません。マリを紹介するサイトを別に準備中です。
 詳しくは、そちらに譲ることとします。

 
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